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万次郎にまた会いたくなっちゃったな~。

療養生活をするようになってしばらくは
一日中やむことのない
激しい頭痛の日々が
長く長く続いていました。

もちろん本などは読めずにいました。

ここ数年、
気が付いたら、
調子の良い時には本を読んでいました。



一年ほど前に夢中になっていたのは
山本一力さんの「ジョン・マン」。

多分、東日本大震災の少し前あたりだったか、
山本一力さんがラジオで、
ジョン万次郎の事を調べて小説にしたと熱く語っていました。

そのあまりに数奇な運命にびっくりして、
いつか読みたいと思っていました。



昨年には既に5巻揃っていました。

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14歳で漁師仲間と漂流し、
アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号に助けられる。
しかし、日本は鎖国。帰れない。


山本さんの小説は、
まるで映像でドラマを見ているように描かれていました。

なんて、なんて清々しい・・・

波乱に飛びすぎた人生を
万次郎は素直に素直に生きたと思う。


同時に、万次郎を救ったアメリカ側のことも
よく分かるように書かれています。


それにしても、
灯火用の鯨油を取るためだけの捕鯨とは…。



この小説がNHKの大河になったら面白いな~。
でも、あまりにも撮影の範囲が広く、
スケールが大きくて大変過ぎるなぁ。



万次郎、また会いたくなっちゃったよ。

5巻目の立志編からもうすぐ2年か?
内容もうる覚えだよ。

小説現代に毎月連載されていたものが
そろそろ本になるだろうと思っていたら、
やっぱり6月に順風編として(*^-^*)





手紙社主催のイベント「布博」で出合った
型染めのkata kataさんのブースで、
クジラを見つけました。

万次郎ー!と思いを馳せてしまいました。

万次郎にまた会いたくなっちゃったな~。_e0303355_12471901.jpg




それから、
日野原重明さんのご著書には、
万次郎が生活していたアメリカの
ホイットフィールド船長の家を保護する活動をし、
アメリカの方々と交流されていると書かれていて
嬉しくなりました。



 Cherry Creek・手芸部☆ようこ
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by shugeibu45 | 2017-04-29 13:53 | | Comments(0)

痛みの症状(線維筋痛症・化学物質過敏症)があるけれど、ささやかな手芸活動Cherry Creek(手芸部☆ようこ)と大切な友達との繋がり、自然に触れる事で癒されている日常を書いています。(since2012.12)


by 手芸部ようこ