痛みの記憶17 安全基地を見つけよう


この体験記を書き始めた時にはまだとても痛みがあったし、
今だって時々ダウンしてしまうけれど、、、

何しろまだ自分の事がよく分かっていなかったので、
心は苦しいし、治っていないのに、
どんなふうに結ぶのかがわからなかった。

けれど、流れに任せていたら、
「安全基地を見つける」というところにたどり着いた。



10年前からお世話になっている線維筋痛症の医師は
お会いするとホッとする穏やかで朗らかな先生。

症状や困っていることを伝えると、
ああ、それはこの本に書いてあるよと後ろから適切な本を取り出して、
すぐさま必要なページを開き、
ボールペンで線が引かれた箇所を読み聞かせしてくださる。


昨年11月に受診した時には、待っていたよ!という感じで、
この前参加したという痛みの研究会で配られた資料を広げて見せてくれた。

「あのね、線維筋痛症の痛みの事がだんだんわかって来たんだよ。
多くの人が幼い時に家庭に問題があったりして、何かしらトラウマがあるんだって。
外で厳しいことがあって、どんなに辛くても、
家に帰ってくると、大丈夫だよと抱きしめてくれる。
そんな安全基地のような温かい場所があれば、人は何とか回復していけるんだって。」
と説明してくれた。

でも、、それが家庭では見つけられない人は
どうしたらいいのでしょうね、、と聞いてみると、

「それは家庭でなくてもいいの。
その人にとっての安全基地を見つけたらいいんだよ。」

「病院だってそうだよ。
患者の顔を見ないでパソコンだけを見て、
はい終わり、っていうのはダメだね。
患者さんの苦しみや困っていることをなるべく理解して、
回復するために寄り添って応援することが必要なんだけどね。
そうじゃないことが多すぎる…。」
とおっしゃった。


(先生に資料の写真を撮らせて頂きましたが、
ここに掲載してもいいのか分からないので消しています。)


なるほど、やっぱりそうなんだ。


線維筋痛症は脳内で痛みのブレーキが利かなくなり、
何かしらの刺激により、痛みをより強く感じ続けてしまう。

病院での痛みの治療を行うことにした時、
本意ではなかったけれど薬を使用した。

私にはどの医師も初めにセロトニン系の薬を使用した。


セロトニンは感情のコントロールや、
精神の安定に深く関わる脳内の神経伝達物質。
痛みのコントロールにも関係する。

セロトニンが大事ということは、嬉しいや楽しい、安心が一番の薬。

私にとってはそれは、
お世話になっている方たちや、理解してくれる方や友達。
そして、何と言っても畑と自然。

毎日安心をたくさんもらっている。



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未来の心配じゃなくて、今を楽しむ。


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安全基地があるから心が元気になってきて、
身体ももっと元気になれると思う。


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🍀まだ色々書いていきますが、ゆっくりにします🍀

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by shugeibu45 | 2019-01-19 13:55 | 線維筋痛症体験記【痛みの記憶】 | Comments(0)

痛みの症状(線維筋痛症・化学物質過敏症)があるけれど、ささやかな手芸活動Cherry Creek(手芸部☆ようこ)と大切な友達との繋がり、自然に触れる事で癒されている日常を書いています。(since2012.12)


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