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2019年 01月 10日 ( 1 )

痛みの記憶11 心の解放と考察


「アンタが最初に行くべきところは
整形外科でも内科でもなく、心療内科だったんだよ。」

鍼治療の先生は、
私が心にたくさんの苦しみを抱え過ぎている事に
気が付いてくれた初めての大人だった。


「とにかくアンタは思っている事を口に出しなさい。
それで相手がどう思おうが、泣こうがわめこうがどうでもいいから!」


両親を呼んで私の状態を説明してくれた。

その日か翌日の、暮れの12月30日の事。

説明を受けて帰って来た父が、
先生がようこは思っている事を言えってよ、と言うので、

じゃあ、、と話し始めたが、、
堰を切ったら、、、3時間!


この頃は未だ、母と共依存で苦しんでいる事に
自分で気が付いていないので、
母が唯一の理解者だと思っているし、
実際にそうだったけれど。
日常的に世話も何もかもを母に頼っていたので、
母に対してよりも、
無関心な父に対しての不満が膨大にあった。


私がぶち撒けた事により、
母もぶち撒けたので、
父もオレだってと初めて自分の思いを口にした。

殆どは、母の父に対しての
または逆の、お互いの不満だけど。


父はまさか私が自分に不満が向けられている事は
全く想像もしておらず、心底びっくりしていた。

その日は頭の中が興奮して眠れなかったと言っていた。

だけど、
あれだけ凄まじい思いの交換をしたと言うのに、
2、3年後には何も覚えていなかった!

忘れることが大得意である。

一方私は、忘れられない事が大得意なのでとても苦しい。



父は相槌を打たないし、思っていることを口にしない。
顔の表情もまったく変えないので、どう感じているのか分らない。
私たちは壁に向かって話しているようなものだ。


いつもそうだけど、この家族は、
ぶちキレる前に穏やかに会話をしていれば済むものを、
お互いがそれが一切出来ないので、
不満になり、怒りになり、責め合っている。


本当は父は穏やかな平和主義者。
良いも言わないけれど、悪いも言わない。
悪いように言うと無関心。

他人の思いや空気を読み過ぎる
外的自我境界が超薄い私とは正反対のタイプ。

えっ!?今それを言っちゃう??と
耳を疑うような辛辣な発言をしてしまうことが
多々あるので、聞いていて焦るけど、、、。

でも他人と争うつもりはなく、常に平らかで、
焦ることなく、マイペースで非常にゆっくりとしていて、
一人でいる事を好む。



多分、会話が普段からスムーズに出来ていたら
家の中がこんなことにはならないと思う。

そういう方向に持っていけなかった周りの家族にも非はあると思う。


私が今家族と離れて暮らしてみて思える事。

色々な家庭の「夫」や「お父さん」と交流してみて、
父に対して見えてくる良いことがある。


だけど父は、
会話や同調すること、それが不得意。

不得意だと言う事に周りが気がついていない。
だから苦しんだ。


数年前に心理カウンセラーに教えてもらった。
レッテル貼りはしなくていいんだよと言いながら私の事を、そして父の事も。

え?!だって父は勉強の頭がすごくいいんですよと私は驚いて言った。
先生は、そうなのですよって。

本を読んでみたら9割型当てはまり、
オレの事だ、、と父も言った。

なんだ、、そういう事だったのか、、。

じゃあ責めても仕方ない事だったんだね、、。

知らないことは悲劇。

そのすれ違いが我が家の “家族という病” であり、
こんな風に病気という形で家族の歪みが表れているというのもあるだろう。



私が今、毎日畑にいて癒されている事はそこだと思う。

とにかくよく会話をする。

ああ、そうか〜。
へぇ、そうなんだ。
なるほどね〜。

そんなやり取りがあって、
心が満たされて癒されているように思う。


その中でも私にしか愚痴を言えない人がいる。
私は家の中で散々その役割をして来たので、もうゴメンだ。
だから、直ぐにみなさんその人の思いを伝える、
みんなで少しずつ協力してやって行きましょう!と。

直接本人に言えばいいのに、そうしないと気が付かないよと言っても、
嫌な事は言いたくないから、、と言う。
だったら私にも言うなよ!という感じ。
もう40年以上の家族同士の付き合いなので何でも言える。
娘がいないので、娘ってこえ~な、、と思っているでしょう。

自分の苦しみが明確になっている。
もうゴミ箱にはなりたくない。




そして、
この体験記がまた書けるようになった。

更に、私が今これを再び書き始めるのには、
先日書いた、「人生相談 我が家の反響」
母との関係を見つめる事が先になされて、

それからでないと、
2年前に止まってしまったこの続きが書けなかった
ということが今分かった。



線維筋痛症の痛みの体験記を書いているのに、
結局ここに話がいってしまう。

家族の事は向き合わざるを得ない最重要課題なのだなぁって、、、。



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・・・・・・・








by shugeibu45 | 2019-01-10 08:11 | 線維筋痛症体験記【痛みの記憶】 | Comments(0)

痛みの症状(線維筋痛症・化学物質過敏症)があるけれど、ささやかな手芸活動Cherry Creek(手芸部☆ようこ)と大切な友達との繋がり、自然に触れる事で癒されている日常を書いています。(since2012.12)


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