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2019年 02月 09日 ( 1 )

あの後の父は、


あの後、父は亡くなりました。

入院して6日目の夜でした。

また治って戻って来てくれると信じていたので、家族も驚いています。


やっと親族と父のお世話になった方で小さなお別れ会をしました。

私が過敏症なので、お焼香もお線香も百合などの香りの強いお花もなしで、

大好きだったジャズを流して、ピンクのお花とキャンドルで明るく飾りました。

この一番寒い季節に雪を降らせないでくれてありがとう*

私も痛みが出ていて、痛み止めを2回飲みましたが、
何とか見送ることが出来てホッとしています。


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亡くなるその日、
病院にすぐに来て!と母から呼ばれる前に、
みるひーと散歩しながら、山の父の畑に行ってみました。


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畑の隣の藪の笹が綺麗に刈ってあって、奥に入る道が作られていました。

畑の仲間によると、何やら一生懸命に切り拓いていたらしい。


庭も綺麗に片付けられていて、

こんな事は初めてで、
どうしたんだろう?と驚いていたのでした。

私が山から拾って来た枝とか、たくさんあるプランターの植物とか、、

そういう植木ゴミを山に運んでいたみたい。

腐葉土にするための落ち葉も集めては畑に運んでいたようで、、

色んな事をし過ぎていたから、
無理しちゃダメだよと言っていたんだよ、、と仲間のおじさんが教えてくれました。




母は、最後に会えた日にありがとうって言われたの!と何度も言っていました。


私が最後に会話したのは、救急車で運ばれた日。

「夜中にトイレで立てなくなっていて、腰も肺も辛そうなのに、
病院には絶対に行かないと言うので、ようこから説得して!」
と母から電話があった。


「お父さんは身体が弱いんだから、
大ごとになる前に病院行こうよ。
また土日になると休みで面倒になるよ。
早めに診てもらって、何でもなかったらそれでいいんだから…」

とゆっくりと伝えた。
そこに焦りや不安や責める思いは入れずに。

すると、
うん。とだけ言って電話を切ってしまった。


母がそのあと直ぐに救急車を呼んで、運んでもらった。


もう、また〜!夜中まで無理をしてるから〜!と責められたり、
焦ったり、不安がったり、、
そういうマイナスのエネルギーの中では
父は動けない。

そのことが分からないから、どんどん辛くなっていた家族。




救急車の中で、
今している翻訳の仕事は断る?と聞くと、
「いや、まだ。」と言う。

まだ続きをして、提出するつもりでいた。




いつも、かなり楽観している。

心配や悩み事はないと言う。

争いを好まず、自分からは誰かを責めたり怒ったりということもまずない。

そういう威圧的な、嫌な波動が一切ない。

独りを好み、いつも平らで淡々として、

思いや感情を言葉にすることは苦手だったけれど、
その日を穏やかに過ごすことで精一杯だったのかな。



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最期の日、
大人になってから初めて握った父の手。

普段は触られることが大嫌いだったけれど、
もう昏睡状態だったから。

手を握って、
思っていることを伝えた。


もう亡くなってしまった後、
私、実はお父さんの指の形が好きで、
見るとなぜか安心するんだよね、と言うと、

姪っ子が、
ようこちゃんの手って、おじいちゃんとそっくりだよ。ずーっとそう思っていたよ。と言った。

え、そうだったの?
全く気が付いていなかったよ。




3人の臨死体験をした方の本を読んでいたので、
父が今どのような状態あるのかを想像出来て、
苦しんではいないなということが分かったので、
不安はありませんでした。





亡くなってからお葬儀までに10日もありました。

家族が亡くなり、静かにしていたい時なのに、
お葬儀の色んな事を決めないとならなくて、
打ち合わせが何度もあって、

更に公のや何やら諸々の手続きがあり、

電話もひっきりなしで、
色々な方の色々なご意見もいただき、

こんなに大変なんだ、、と正直言って家族で疲れきっていました。

手続きの殆どを妹が動いてくれていて助かります。
でも妹も疲れて風邪引いちゃった。


姪っ子も随分大きくなっていて、
色んな事を一緒に考えてくれたり、
ようこちゃんの悩みは小さい!と言われてしまったり、、苦笑
今年はもうハタチだもんね。




父の最期の無言のメッセージをちゃんと受け取れるような家族になりたいです。

みんなで助け合いながら生きていきます。

これからもよろしくお願い致します。



*父の事はお気持ちだけいただきますね。)

・・・・・・・






by shugeibu45 | 2019-02-09 04:51 | 日々の出来事 | Comments(0)

痛みの症状(線維筋痛症・化学物質過敏症)があるけれど、ささやかな手芸活動Cherry Creek(手芸部☆ようこ)と大切な友達との繋がり、自然に触れる事で癒されている日常を書いています。(since2012.12)


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