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2019年 02月 11日 ( 1 )

叔母の足。それぞれの痛み


父のお葬儀の日、
私は痛みの強い時期で、頭や首が痛くうずいていました。

大寒波も来て翌々日は雪が降ったので、
気圧の変化もあったとも思います。

途中、横になって休めたら有り難いと思っていたら、
前日に担当の方が、お食事のお部屋を和室に変更してくれました。

父の弟のお嫁さんは足が悪く、引きずって痛そうでした。

低い椅子が用意されましたが、
和室になってしまってごめんなさいね…とお詫びしました。


叔母は気仙沼の出身。
あの震災で、実家が跡形も無く流されて、
両親のお位牌だけが海に浮かんでいたそうです。

町長をされた事のあるお父さんのお葬儀が3日間続いて、
その時に膝を悪くしたと言っていました…。

震災の前の事だけれど、
自分達が定年後に暮らそうと思って、
荷物を運んで置いてあったそうです。

もちろん、近所の方々はみなさん…。

どんな日々を過ごしてきたのかと思って、胸が苦しくなりました。



あの震災の日は、父がK病院に入院しました。

その前年の秋に交通事故に遭い、足に大けがをした。

運ばれた院内で肺炎になり、血痰が出ていましたが、
気が付いてもらえずに重症になり、
見立て違いで呑気なことを言っているうちに危篤となりました。

病院から病院へ、さらに大きな病院に運ばれて、緊急で気管切開しました。

せん妄状態になっていて、
夢の中で、「みいちゃん(孫)が、おじいちゃんを助けてください!と
(架空の)モリ ナルト先生にお願いしてくれたから助かったんだ。」と筆談で伝えていました。


肺炎が治り、父は生還しました。

すると今度は、
骨折した足を固定していた金属のプレートが手術ミスで折れていることが分かりました。

その再手術のためにかかりつけのK病院に母が運んで、
その帰り道であの震災が起こりました。

踏切がどこも閉まってしまったので大渋滞になり、
母は裏道をぐるぐると遠回りをしながらやっとの思いで帰ってきました。


とても寒い日で、
雪が舞って来て…
停電して、
放射能が降っていると聞いて…

翌日から私は熱を出してインフルエンザにかかっていました。


そんな風に我が家には
父の病気や事故や入院や退院した日の思い出がたくさんで、
さら私の病いも加わってしまい、

そのたびに母は右往左往してきたけれど、

父とのそんな日々は、もう終わった。

みんながそれぞれ悩み苦しみ、
それぞれの役割りをがんばった。


ゆっくり休んで欲しいけれど、
母は喪失感でいっぱいのようです。

夫婦ってそういうものなのかな…。


やっぱり父の、夫の存在感は大きいものです。

母は大変だし悲しみも大きいけれど、
そういう風に思えて良かったねとも私は思っている。

・・・・・・・

動画は気仙沼の人々の事をお話しされている山浦玄嗣さんの講演。




 






by shugeibu45 | 2019-02-11 12:24 | 心・マインド | Comments(2)

痛みの症状(線維筋痛症・化学物質過敏症)があるけれど、ささやかな手芸活動Cherry Creek(手芸部☆ようこ)と大切な友達との繋がり、自然に触れる事で癒されている日常を書いています。(since2012.12)


by 手芸部ようこ
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